【新ガントリークレーン完成式】

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熊本港にある新ガントリークレーンの 完成式に出席しました。

これまで熊本港で使っていた ガントリークレーンは蒲島県政時代に 静岡県から格安で譲っていただいたもの。 稼働するガントリークレーンでは 日本で最も古いものでした。 今後は、古い方は予備に回り 新しいものが稼働するようです

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____ 余談ですが… 先日、土木の職員さんとの会話で 港湾の管轄が戦後、【国→地方自治体】に なったことを知りました。 戦後GHQが 港の非軍事化を進めるため「港湾法」を制定。 そこで、【国→地方自治体】に 管轄が変わったそうです。

ですが、それが日本の港の弱体化に 繋がったのかもしれません。 近年、世界の港湾間競争は 激化していますが、日本の港湾の 世界における存在感はずっと低迷。 基幹航路から外され フィーダーポート(支流)化しています。 1975年にはコンテナ貨物取扱量で 神戸港が世界第3位でしたが、 現在は東京港の第46位が最高位

(逆に中国の港が 圧倒的な存在感を出しています…)

もちろん地理的要因や、 製造業の生産拠点が日本から中国などに 移ったこともあるかと思います。 しかし、やはり財政的に国でないと 戦略的な港湾の打ち出し方は 難しいのだと思います。 戦後80年、港湾の弱体も GHQによって仕掛けられた 弱体化政策のひとつなのかもしれないと 個人的には感じています。

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