【熊本環境モニタリング委員会】

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R6.12月から本格稼働。北部浄化センター排水はオレンジ。報道にある、坪井川下流(高橋)は黄色。
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先日、熊本環境モニタリング委員会が開かれ、TSMC稼働前後で、坪井川等で水質の 変化の調査結果が発表されました。

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TSMC本格稼働後に規制外有機フッ素化合物の濃度が上昇 「科学的には安全レベル」

https://news.yahoo.co.jp/articles/eaab72588b441fa0aebbe18bb627427f5f564c7a

__ 法規制物質については工場稼働前後で 変化はなかったとのこと。 一方、県が1万種類以上の法規制外物質を 北部浄化センターの排水や、 浄化した排水を流す先である坪井川など 県内16ヶ所で実施していますが、 今回、有機フッ素化合物の一種 PFBS・PFBAの濃度が稼働前よりも上昇。

このレベルの濃度では、直接的な 生体への影響はないそうですが、 まだ、PFBA等が自然界や生体へ与える影響や 人体へ与える影響ははっきりとは不明です。

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PFOS、PFOA 以外の PFAS に係る国際動向→

https://www.env.go.jp/content/000123227.pdf

また、ng/ℓ(ナノグラム/リットル)という 微量な値とはいえ、約22万人の生活排水と 一緒になり、更には坪井川で河川水と 合流しても、工場稼働後の、この濃度上昇の 仕方は大変気になるところです。

モニタリング委員会で委員の方々は 以下のことを仰っています。

⚫︎モニタリングの継続を行うべき

⚫︎TSMCが使用している PFBS 及び PFBA が 河川で増加した結果を踏まえ、予防的観点 から企業に対して、工場内での処理等を 働きかけるべき

どちらも仰る通りだと思います。

知事はじめ、行政の方々も 法定外物資モニタリングなどを通して 県民への不安解消に尽力されています。

後々後悔することのないよう、関心を高め 情報をキャッチしていきましょう。

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